6/17【エッセイ】ASDと鳥レバー煮の気づき

あなたのものがたり6

お前は 自分が『悪』だと気づいていない… もっともドス黒い『悪』だ

ウェザー・リポート/ジョジョの奇妙な冒険

目次

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  1. あなたとせかいのものがたり ミュータントとあなた
  2. 『太上老君』
  3. 「サイコダイブ」
  4. 「ガスが人にポゼッション(憑依)することで、ミューテーション(変異)が起こる」

あなたとせかいのものがたり ミュータントとあなた

1992年末、雪の積もった夜のことだった。
ニルヴァーナの”Smells like teen spirit”が流れる、田舎町の家電量販店で、その事件は起きた。

新聞では、報道されなかった。

ほとんど誰も覚えていなかった。

三人、人が死んだのにもかかわらず…家族でさえ、その三人が存在したことを覚えていなかった。

その家電量販店には、店員以外に客は三人。

あなたはその中の一人だった。

紫色の薄い霧のようなものが、どこからともなく、一人の男の頭上に発生していた。

その霧は、しばらくその男の頭上を漂っていた。

(まるで迷っているみたいだ)

ぼんやりとその霧を眺めながら、あなたはそんなことを思っていた。

そして、意を決したように、一気にスーツを着たその男を包み込んだ。

男と世界の境界が薄れ、拡散し、そこには少しだけ濃い紫色の霧があるだけ。男はいなくなった。

あなたはただ、ぼんやりとそれを見ていた。何の感想も抱かなかった。

そして、一気に霧は収束して、真っ白な翼が生えた、薄いローブをまとうヒトのようなものになった。

天使。

そうとしか形容ができなかった。

同じようにそれを見ていた、朱いチェックのネルシャツを着たジーンズの小太りの男性が、腰を抜かして口をあんぐりと開いていた。いわゆるオタクのような外見をしたその男性は、スーパーファミコンのカセットが並ぶゲームのコーナーで、その天使のようなナニカを、目を見開いて見ていた。

天使のようなナニカは素早く男に駆け寄り、手刀で男を真っ二つに両断した。

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この記事を書いた人

みくりやてつきのアバター みくりやてつき 所長(仮)

在住国:日本 現在地:愛知県 主に発達障がいの方を対象とした、IT特化の、就労移行支援事業所、サービス管理責任者。 精神保健福祉士 TOEIC840 日本語教師 作家

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