「~しないといけないです」
「~すべきです」
「イヤです」
何かを強制した時、ADHDの方はほぼ必ず拒絶されます。
ADHDの方は、自由を求める。
主に発達障がいの方を対象とした支援をしていて気づいたのは、特にADHDの方は「自由」を何より求めているということです。
理由を想像すると、あまり難くはないと思います。
要は、「やりたいことを止められない」からだと思うのです。
発達”障がい”と診断されるということは、生きづらさがあるということになります。以前、「発達障がいの方は”自分に正直”」ということを発信したことがありました。
それは言い換えれば、”自由でありたい”といえるかもしれません。
”多動”、”注意欠如(いろんなものに興味を持つ)”、”衝動性が強い”。それらの特性が、周りと軋轢を生むほどに強くなるなら、それは自由でありたい人であることの証左に他ならないと思うのです。
一方で、
ASDの方は納得が最優先される。
と感じます。
これも理由を想像するのは難しくありません。
なぜなら、ASDの方はこだわりが強いからです。
こだわりが強いということは、納得するまで次には進みません。何かをやれば、その結果に納得するまで次に進めない。
「なぜ?」
「どうして?」
物事に明確な線を引き、表現する言葉にこだわり、しっくりくるものでないと納得できない。
つまりは、そういうことだと思います。
定型発達、いわゆる”普通の人”は何事もほどほどといえるかもしれません。
ですが、みなさん、考えてください。
自由でいたくありませんか?自分の仕事に納得したくありませんか?
自由と納得を求めることは、実のところは誰も同じ。
ならば、やはり
発達障がいの方は、ただ、自分に正直で素直なだけ
なんじゃないでしょうか。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
よろしければ、この記事をシェアして、発達障がい理解の促進にご協力いただければ幸いです。