6/17【エッセイ】ASDと鳥レバー煮の気づき

信じるということ

この味は!………ウソをついてる『味』だぜ……

ブローノ・ブチャラティ/ジョジョの奇妙な冒険
目次

それってうそですよね?

 時々、そういいたくなる時があると思います。

 嘘は、一つの防衛手段だと思います。

 うそを指摘するのは、当然相手を追い詰めることになる。

 正直が最善の策かと言えば…

 僕の答えはイエスです。

 今日は、人を信じることをテーマに、正直者となっていただく支援について、お話させてください。

風邪なので、今日、欠席させてください

 これは、うそでしょうか、本当でしょうか?

 それを判断するのは、日頃その人がどのような行いをしているかによると思います。

 では、我々支援員は、利用者さんに「うそをついている」と思ったとき、どうするのでしょうか?

 答えは、”信じる”ということです。

信じれば、正直ものになる

 人の心には、矛盾した二つの感情が両方存在することが良くあります。

 苦しいし、楽しい。

 愛しいけど、大嫌い。

 気になるけど、どうでもいい。

”好きの反対は無関心”

エリ・ヴィーゼル/ノーベル平和賞受賞者

 利用者さんが、疑わしいことを言われたとき、僕は全面的に信じています。

量子コンピュータにも、矛盾した解が存在する?

 量子コンピュータには、”0でも1でもある”値が存在するそうです。

 ”真”でも、”偽”でもある。

 これって、同じ状況じゃないでしょうか。

 だったら、”真”であると信じれば、それが真実になる。

 実際、利用者さんのお話を信じていくうちに、利用者さんはどんどん言葉通りのヒトになっていくように感じます。

 一度言ったからには、それを信じてもらえたなら、それに応えたい。

 人の心は、結構義理堅くできているからなんじゃないでしょうか。

 そして、最後に一つ、この世の真実を。

うそなんて、どうせバレますよ( ´∀` )

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

みくりやてつきのアバター みくりやてつき 所長(仮)

在住国:日本 現在地:愛知県 主に発達障がいの方を対象とした、IT特化の、就労移行支援事業所、サービス管理責任者。 精神保健福祉士 TOEIC840 日本語教師 作家

目次